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つくばで南極展 開催

 8月18日から9月30日までの間、つくばエキスポセンターにて南極展が開催されています。主催は、財団法人 つくば科学万博記念財団 つくばエキスポセンター。国立極地研究所、南極OB会茨城支部、国土地理院、気象庁高層気象台、国立環境研究所の協力により開催。南極から見る地球環境を始め現地で活躍する観測隊員の生活・研究活動や南極に棲む生物を、パネルや剥製等で紹介。環境問題や多様な生物が棲む地球を保護する為に私たちに出来ることは何かを考える、というテーマのもと開催されています。
 確固としたテーマを掲げているあたりが、某南極展とは違うところ。さすがは学園都市「つくば」で気象庁などが協力しているイベントだけのことはあります。
 19日には、同展にDairy Newsペギラ日本版の特別臨時勝手二特派員が赴きましたので、レポートしていただきます。

 「結構お客は入ってました。夏休みも後半ということで当然子ども連れが多かったのですが、大人同士も結構いた印象です。
 展示室の広さは例えていうならしらせ隊員公室ぐらい?展示は、剥製、テント、羽毛服、コア掘削ドリルなど。アイス販売用冷凍庫みたいなのに入った氷山氷も展示されてました。床にでっかく昭和基地航空写真、経験者は例によってこの写真いつのだ?って話になりますね。その経験者による説明員はOB会茨城支部から週末に数人ずつ全部で30人以上、さすがOBが多い地域です。こりゃ贅沢ですね(^^)
 展示室の他に、エントランスの一角に武田さんのパネル数点や隕石などの展示もありました。
特別臨時特派員:BIC
 特派員BICさん、ありがとうございました。いまにも会場の活気が伝わってくるようです。某南極展からすれば羨ましい限りですが、某展も前回は大盛況だったんですよ。

 この南極展、会場はつくばエキスポセンターで、次のとおり開催しています。
場所 つくばエキスポセンター
(茨城県つくば市吾妻2-9/電話 029-858-1100)
 ■2階多目的ホール(メイン会場)
 ■1階エントランスホール(サテライト会場)
期間8月18日(土)〜9月30日(土)
開館時間9時50分〜17時(最終入場16時30分)
料金大人300円 / 小人150円(つくばエキスポセンター入場料のみ)
休館日8月20日(月)、9月3日(月)、4日(火)、10日(月)、18日(火)、25日(火)
詳細http://www.expocenter.or.jp/nankyoku/outline.html


 なお、期間中には次のイベントも企画されています。皆様奮ってお出かけください。

●8月25日(土)−南極中継
内容 南極中継
(インテルサット衛星回線による昭和基地ライブ中継)
時間15時〜15時45分
出演者 昭和基地 中島英彰(環境研:31冬、48越冬中)
昭和基地 岩坪昇平(気象庁:48越冬中)
日本側  成田修(気象測器検定センター:37冬、47冬)
場所2階多目的ホール

●9月2日(日)−南極講演会
内容講演会
時間13時〜14時
場所2階多目的ホール
講演 ■「オゾンホールの発見と日本隊の貢献−空を見る−」
 松原廣司 氏 (21次隊、29次隊、46次隊隊長。気象庁高層気象台)
■「南極から探る地球変動−海・陸を見る−」
 名和一成 氏 (35次隊。産業技術総合研究所)

●9月30日(日)−南極講演会
内容講演会
時間13時〜14時
場所2階多目的ホール
講演 ■「南極を測る−野外観測−」
 白井宏樹 氏 (48次隊。国土地理院)
■「氷床掘削とドームふじ基地」
 渡辺原太 氏 (47次隊。土浦ジステック株式会社)

(2007.8.21 BIC / 婦長)