8/25につくば南極展で南極中継が行われました。 15時から中継が始まり、会場には150人から200人近い人が集まっていました。昭和基地では食堂北側をスタジオにし、つくばから行っている観測隊員が今の南極の様子を紹介しました。カメラは食堂に2つ、天測点カメラ、ハンディカメラの4台を切り替えて使用していました。 ・
休日日課のため、にせペンギンが食堂でご飯を食べていたり、雪入れのところにもにせペンギンの姿が見られました。昭和基地の紹介(現在の気温など)がされた後、オーロラなどの動画映像が流れ、その後に南極からのクイズが3問出題されました。
最初は、石鹸膜になっていて虹色をしているが、氷になると白っぽく変化する。中の空気が冷やされ、体積が小さくなるために、凍ったシャボン玉がつぶれたように形が変化する。 シャボン玉がつぶれて割れていても、そのままの形を保ったまま地上に落ちてくる。など、会場で実際に作ってみたものと、南極で事前にビデオで撮ったものの比較をして違いなどがわかるように紹介。 他にも、 地球温暖化で南極の氷は融けているか? 南極にはどんな動物がいるか? 南極の気温は何度くらいですか? 南極に雷はありますか? など、たくさんの質問があげられました。 最後に昭和基地からのメッセージにより中継は終了。 なお、当日はNHK水戸放送局 地上デジタル総合の取材がありました。 特別臨時特派員:Ree |
内容 | 講演会 |
時間 | 13時〜14時 |
場所 | 2階多目的ホール |
講演 |
■「オゾンホールの発見と日本隊の貢献−空を見る−」 松原廣司 氏 (21次隊、29次隊、46次隊隊長。気象庁高層気象台) ■「南極から探る地球変動−海・陸を見る−」 名和一成 氏 (35次隊。産業技術総合研究所) |
内容 | 講演会 |
時間 | 13時〜14時 |
場所 | 2階多目的ホール |
講演 |
■「南極を測る−野外観測−」 白井宏樹 氏 (48次隊。国土地理院) ■「氷床掘削とドームふじ基地」 渡辺原太 氏 (47次隊。土浦ジステック株式会社) |