三浦さん(右)と岩崎さん(左) |
情報によりますと、三浦英樹さんら第47次観測隊が19日海底堆積(たいせき)物の掘削と音響探査を行いました。これは地球規模の気候変動と、南極の氷床の関係を探るためのプロジェクトで、海底から筒形の試料(コア)を採取し、帰国後に中に含まれる化石や土砂を分析し、氷床変動と環境変動との関係を解明するそうです。コアは1万〜5万年前のものとみられるそうです。
三浦さんが48次同行記者(共同通信)に語ったところによると、「南極氷床は、地球の変動メカニズムに大きな役割を果たしている。調査を進め、精度のよい氷床変動史のデータを蓄積する必要がある。」(抜粋)とのことです。