今年2月に帰国した第48次ドーム航空隊の3名。 |
2007年4月に砕氷艦「しらせ」で持ち帰った2006/2007年シーズンの氷床深層コアから、有機物が発見されたそうです。
ドームふじ氷床深層コア掘削・研究グループリーダーの本山秀明・国立極地研究所教授(写真中央)が日本地球惑星科学連合大会で発表したところによりますと、最深部の氷に有機物らしい粒子が見つかったそうです。氷床下の微生物の発見にもつながる可能性があるようです。
また、これまでにも3030mを超えるあたりから岩盤の屑と考えられる粒径数ミリの固体粒子も見つかっています。今後は極地研や北海道大学・低温科学研究所で詳しく分析をすすめていくとのことです。