南極の大空を飛び続けていた2機の赤い飛行機−。
2004年12月10日のピラタス・ラストフライトを最後に運用を終えた、観測隊航空機「ピラタス機(JA8228)」と「セスナ機(JA3889)」が2006年12月25日公告で一般競争入札にかけられ、この程2月7日に東京の企業に落札されました。
落札価格は消費税込で8459万9550円、東京都中央区八丁堀の「
有限会社アイ・ティー・シ・リーシング」が最高価格で落札しました。応札者は全部で6社、ほかにイヨンインターナショナル(株)、(株)エアロスペースナガノ、小川建設工業(株)、(株)コスモトレーディング、ヒマラヤ観光開発(株)が応募していました。
なお、開札側である「大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構」としては開札時に次の条件を提示していました。