南極に関するニュースを載せてみました。 「Dairy News ぺギラ 日本版」のノリでお送りします。
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なお、「しらせ」は26日に昭和基地沖に接岸するもようです。目を瞑ればあの時の情景が浮かび上がってきます。私の背後の窓の向こうから、ヘリコプターの音が聞こえてきそうな感じです。 (2006.12.20 婦長) |
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また、7日には初オーロラが見えたそうです。その頃の緯度は南緯51〜52度付近だったとのこと。オーロラは南緯65〜80度あたりにあるオーロラ帯(オーロラオーバル)でよく出現しますが、国立極地研究所・山岸久雄教授(超高層物理学・45次越冬隊長)によりますと、「オーストラリア南方の南緯51〜52度あたりにオーロラ帯があります。近くにある南磁極(デュモンデュルビル基地)の影響で地理的緯度はあまり高くありませんが、磁気緯度はオーロラが出やすい67度くらいになっています。」とのことで、その辺りでもオーロラが観測できるようです。 一方「しらせ」は12月3日にフリマントルを出港し、この辺りにはだいたい12月8日前後に到達。この近辺は「しらせ」は1日で通過してしまいます。オーロラ観測の条件は、夜間で、晴れていて、地磁気が活発であること。条件を満たして見られるのは珍しいことのようです。 工藤さんを乗せた砕氷艦「しらせ」では、そろそろ「航空機防錆解除」の頃でしょうか。そして南氷洋には入りシャーベットのような流氷をかきわけ、いよいよ定着氷に入れば、第一便も飛行間近。三浦さんと岩崎さんも首を長くして緊急物資を待っていることでしょう。 工藤さんはおそらく例によって沿岸調査かと思いますが、いいですね。うらやましいですね。 (2006.12.11 婦長(12.12改訂)) |
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雪氷学会が実施した「雪氷楽会(らっかい)」では小さい子供たちから大人まで楽しんでいただけたようで、常にコーナーは人が大勢いました。一方講演会も大盛況で、開場は満席。折りたたみ椅子を追加するなどの盛況ぶりでした。 展示コーナーでは、「タロ」の剥製や深さ2207m・約21万年前の氷床コア、鉄隕石や石質隕石の展示、南極の自然を紹介したパネル展、記念ビデオ放映、昭和基地のライブ映像配信などがされました。また、別コーナーでは記念アマチュア無線局も開局し、たくさんの交信を行ったもようです。 このイベントは北海道支部にとって一大プロジェクトとなりましたが、たくさんのご来場をいただき、また多数のご来場者の皆様から南極観測への激励などもいただき、大成功のうちに終了することができました。 (2006.11.28 婦長) |
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11月23日から26日まで、南極OB会秋田支部と秋田大による南極観測50周年記念イベント「"南極の不思議2006"−南極へ!伝えよう白瀬中尉の熱い思い−」が開催されました。秋田県といえば、日本人で初めて南極大陸へ到達した「白瀬 矗(のぶ)」中尉の出身地(同県金浦町(現 にかほ市))。 イベントでは来場者が氷山氷を入れたミネラルウォーターで乾杯する企画や、装備品や写真の展示、白瀬中尉の紹介などの企画があったもようです。 (2006.11.28 婦長) |
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今年1月、南極・ドームふじ基地で採取された深さ3028.52mの氷床深層氷が、100万年前の氷である可能性が高く騒然となりましたが、その後の精密な分析により72万年前のものであることがわかりました。氷の層が大きく傾いていたことや、一部の氷が溶けたことにより予想より年代がずれたとみているそうです。こればかりは仕方がありません。 ドーム基地では今年48次隊による掘削で岩盤に到達することが見込まれていますが、洋一さんによるとこの辺りは圧力融解点に近く、地熱の関係などからも氷の状態が非常に悪いようです。つまり溶けてしまっている可能性があります。無事に岩盤まで到達することを祈るとともに、その辺りの氷がどういう状態であるか素人ながらに興味のあるところです。 南極氷床を3000mオーバーでぶち抜くその技術は世界に誇れるものであり、岩盤にまで到達した場合それは世界初になるようです。頑張れドーム隊! (2006.11.28 婦長) |
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各イベントの一覧表を別頁で記載しています↓。
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去る11月14日、第48次南極地域越冬隊で南極へ行く、工藤 栄さんの壮行会が執り行われました。こんどは夏隊での参加です。 壮行会は池袋で行われ、神田隊長、山岸越冬隊長、キクさん、ドイさん、Reeさん、中山さん、BIC、エビちゃん、アヴィちゃん、にしやんの10名で行われた様子。にしやん撮影の写真を見ると和気藹々とした雰囲気の中工藤さんを送り出すことができたのではないかと思います。その工藤さんはじめ48次隊は、今日(21日)からちょうど1週間後の28日夜に成田から空路出発します。旅の安全と大いなる成果をお祈りいたします。 48次隊では先日お知らせしました「伊村 智」さんが一足早く南極へ向け出発し、現在マクマード基地にいるようです。また、現在昭和基地には47次越冬隊で三浦さんと岩崎さんが生活していて、12月、1月は45次から4名の隊員が南極にいることになります。だから何だといわれると返す言葉もありませんが、工藤さん頑張って来てください。私をはじめ南極へ行けない隊員の分も南極を堪能してきてください。 (2006.11.21 婦長) |
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今月28日に南極へ行く工藤さんを追って、あの元宇宙飛行士「毛利 衛」さんも南極へ行くらしいですね。なんでも昭和基地対岸の大陸上で衛生中継をするとか。対岸から見た昭和基地の映像が見られるかもしれませんね。しかし、昭和の対岸というのはどこを指すのでしょうか。向かい岩のことでしょうか?「拠点」とあるのでS16でしょうか? 向い岩もS16も昭和がよく見えますね。 毛利さんが南極入りするのは来年2007年1月6日、ケープタウン経由で空路でやってくるそうです。S17あたりに着陸するかと思いますが、その後昭和基地へ向かうようです。そして10日にはエアロゾル(大気中の浮遊粒子。エアロゾルといえば・・・)を確認する実験を行うようです。また毛利さんのほか、小説家の立松和平さん、医師で登山家で壮行会にも来ていただいた今井通子さんも同行されるとのことです。三浦さんと岩崎さん達が出迎えることになるのでしょう。年明け早々昭和基地が賑やかになりそうですね。(下図は参考写真) (2006.11.14 婦長)
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来年11月に日本を出発する「JARE49/第49次日本南極地域観測隊」の総隊長に、なんと伊村 智さん(極地研究所助教授・46歳)が選ばれました! スゴイ!! 副隊長(兼越冬隊長)は牛尾収輝さんで、共に極地研40代半ば。若手隊長コンビとなるようです。。 なお伊村隊長は13日、南極・ドライバレーへ向け出発しましたので残念ながらコメントをいただくことはできません。代わりと言っちゃなんですが、昭和で撮ったご本人の写真を掲載させていただきました。懐かしの皿洗い中です。ところでこの人、ホントにイムさんですよね? 後ほどもっといい写真に取り替えさせていただきます。 (2006.11.13 婦長) |
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さて、祝賀会&壮行会では第4次隊で遭難し亡くなられた福島 紳さんをはじめ、第5次・新谷文男さん、そしてこの記念行事を実行する中心人物で、直前の去る11月5日に亡くなられた村山雅美さんのご冥福を祈り黙祷をささげ、次いで来賓祝辞をいただいた後に第一次隊からの歴代観測隊員の行進にはじまり、各隊次別に隊員が壇上に上がって各隊紹介がありました。 45次隊は、神田隊長、山岸副隊長、本多、並木、外内、阿保、佐々木(利)、中山、藤田の各隊員(順不同)の計9名が紹介されました(右写真)。写真を見てわかるとおり、当日参加できなかったその他の45次隊員も全員壇上でプロジェクターにより紹介されました。隊次によってはプラカードを掲げたり、コスプレ(?)をしたりそれぞれ趣向を凝らした企画もあったようです。45次は写真の通り中山さんが羽毛服を着たようです。私も参加していたらエライことになっていたかもしれません。そういう意味では私が行けなかったのは45次にとっても南極関係者にとっても幸運なことだったといえます。 しかし錚々たるメンバーが一同に会したOB会HPの写真をみるとそれだけで圧倒されます。「第一次隊」などは、筆者はNHKの「プロジェクトX」か西堀越冬隊長の「南極越冬記」で得た知識のみであり、そこに登場する人物が実際に同じ場にいるなどというのは、奇跡的なことですらあるように感じました。 また来賓もすごい顔ぶれです。海部元総理、谷垣前財務大臣、遠山元文部科学大臣・・・。個人的には遠山大臣には深い思い入れがあります。遠山大臣あってこその「婦長」、夏訓第2班あっての「婦長」なわけですから・・・。 (2006.11.13 婦長)
リンク
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小耳に挟んだ情報によりますと、本日11月13日朝、伊村 智氏はドライバレーへ向けて旅立った。みたい・・・。詳細求む!
(2006.11.13 婦長) |
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第48次ドーム航空隊が5日出発し、28日にはいよいよ本隊が出発しますが、この48次隊には工藤さんが夏隊員として参加されます。そこで、「しらせ」の出港する14日夜に工藤さんの壮行会が行われるもようです。例によって筆者は参加できませんが、関東のみなさんで盛大に送り出してあげましょう。参加できない人たちは心の中でエールを送りましょう。さあご一緒に、「クドーさん、たくさん釣ってきて・・・」あ、間違えた・・・。南極でしたね・・・。旅の安全と大いなる成果をあげられることをお祈りしつつ、再び南極へ戻ることができる工藤さんがちょっぴり羨ましいです。いつか私も連れて行ってください。 ところで情報不足により当ニュースでまだご紹介してませんが、10月28日には同じく伊村さんの壮行会も開かれました。参加された方、誰か情報ください。 (2006.11.6 婦長) |
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第48次ドーム航空隊が5日19時に成田空港よりシンガポール航空SQ011便にて出発しました。48次ドーム航空隊は本山さんと洋一さんが参加されてます。 例によって筆者はお見送りが出来ませんでしたが、ご健闘をお祈りするばかりです。ドームふじの深層掘削はいよいよ岩盤到達かと言う段階。成功をお祈りします。 (2006.11.6 婦長) |
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第3次越冬隊長などを務め日本人で初めて南極点に到達した、南極観測の第一人者である村山雅美さんが5日午後4時53分、前立腺がんのため東京都新宿区の病院で亡くなられました。88歳でした。 村山さんは第一次隊から通算7回南極へ赴き、、あの「タロ」と「ジロ」を見つけた3次隊では越冬隊長を務められ、11人の隊員とともに日本人としては初めて南極点に到達されました。 最近ではOB会での中心人物であり、我々45次が出発した2003年には「南極観測の将来を考える会」を結成し、「しらせ」後継船を要求してくれました。そして11月8日に南極OB会本部主催の50周年記念行事を控えてのご逝去でした。ここに謹んで哀悼の意を表します。 村山さんの観測隊参加記録: 第1次夏隊、第2次隊、第3次越冬隊長、第5次越冬隊長、第7次夏隊長、第9次越冬隊長、第15次夏隊長 (2006.11.6 婦長) |
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この講演会には4名の講師が招かれますが、そのうちの一人はなんと我らが"ペンギン博士"こと「坂本健太郎」氏。北海道大学大学院獣医学研究科の助手であり、45次隊生物隊員だった坂本氏による、南極の動植物の知られざる生態などについての講演が行われるもようです。 他3名の講師は極地研・藤井所長、立正大前学長・吉田栄夫氏、名古屋大学太陽地球環境研究所長・藤井良一氏といった錚々たる顔ぶれ。かなりのプレッシャーの中での講演となること必至か!? 頑張れケンタロー! なお、詳しくは南極OB会東海支部ホームページをご覧下さい。長田さんの書かれた詳細案内が載っています。 (2006.10.31 婦長)
南極OB会東海支部「南極観測50周年記念講演会」演目
南極OB会 (地方支部→東海支部) 北海道大学 大学院獣医学研究科 環境獣医科学講座 毒性学教室 |
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山崎さんは平成元年から4年間グリーンランドを訪れ、現地で探検技術や狩猟法を学んだ経験があり、その後日本、ロシア、ノルウェーの北極圏氷河学術調査隊に参加されました。そして第46次日本南極地域観測隊の越冬隊員として南極・昭和基地で越冬生活をされました。 今回の計画は3回にわけたもので、今冬と来年の冬でグリーンランドからカナダを通ってアラスカまで、北極海を犬ぞりで行く計画とのことです。その様子はインターネットで公開され、採取資料を北海道大学(低温科学研究所)や国立極地研究所に提供されるとのことで現在行動中です。また、入手した資料によりますと、JAXAの関係で衛星データのグランドトゥルース(地上検証観測)を行うとの事で、衛星受信担当だった私としては馴染みのあるお話です。 さて、46次山崎さんといえば我ら45次の「ぱ」の旦那様であることは45次諸氏はすでに周知のことと思います。山崎さんの南極越冬、そして今回の探検旅行と、彼女はさぞ寂しい思いをされていることとは思いますが、山崎さんの遠征の無事を祈り、長年の夢を見事に果たして帰国されることを切に望みます。遥か遠い距離を隔ててはいますが、熱いお二人のハートは常に共にあることでしょう。これから長丁場になりますがお二人とも頑張って! そして遅ればせながらご結婚おめでとうございます。 (2006.10.18 婦長。右図:プロジェクトパンフレットより)
北極圏犬橇遠征・環境調査プロジェクト"AVANGNAQ"ホームページ(準備中) 地球島ニュース |
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南極大陸を実際に走っていたSM100S型大型雪上車の展示もあり、南極とのライブ中継もあり、観測隊OBによる講演もあり、火星の隕石展示もあり、1次隊使用の建物展示もあり、Tシャツ販売もありの一大展示会となっているようです。実際に訪れた45次OBに聞くと、とても1日では回りきれるものではないようです。また、だからと言って朝から行った場合、昼食の用意が必要なようです。レストランもあるようですが、休みの事もあるようです。おむすび持参がよろしいでしょう。ただし"ころり"と転がしてしまわないようご注意ください。 このうち昭和基地とのライブ中継は、週4日ほど、1日2〜3回実施しているようです。お盆時期は連日です。47次越冬隊員が日替わり交代で出演しているらしく、毎回違った内容になるようです。 また、講演会では観測隊OBの生の声を聞くことができ、我々経験者であっても過去の大先輩の話や、専門分野の話など興味深い内容が多いことと思います。例えば7月29日に行われた講演では、47次夏隊に参加し、40年ぶりに南極の地を踏んだという柴田隊員による新旧南極のお話がされ、「氷海を見た瞬間40年前の自分が自分の中に戻ってきた」「タイムスリップした」という旨の事を仰っていたようです。これは経験者であるほど理解できる心境ではないでしょうか。 その他にも見所満載なようです。これだけの南極展はもう無いでしょうから、ぜひ行っておきたいものです。 また、この展示会に併せて、NEC・日本電気(株)のWEBサイトでは「NEC南極物語」というネット南極展を開催。NEC社は、45次観測隊が構築したインテルサット衛星回線の担当企業である他、衛星受信棟では同社製・同社担当の多目的大型アンテナ衛星受信システムによって、様々な観測・実験を行っています。同社によるWEB南極展も今が見るチャンスです。同サイトのトップページには、45次観測隊に派遣された4人のNEC社員(当時)がドーンと写っていてインパクト大。 ●国立科学博物館「ふしぎ大陸 南極展2006」ホームページ ●NEC南極物語 (2006.8.1 婦長。一部45次隊員のメール本文を拝借)
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長野支部といえば"帝王"氏と"おかしぃだろ"氏。もちろん両氏とも参加された事は言うまでもありませんが(あの二人が参加しないワケがない!?(笑))、なぜかこの情報はDuke.TABOさんからいただきました(いつもありがとうございます!)。 情報によりますと、その会合の夜間の部は"やっぱりな"というべき内容(=時間)なんですが、朝3時に電話しちゃあイケマセン(笑)。 これ以上書くと危ない(!?)のでこの辺にしておきますが、写真を見ると非常に楽しかった会合であろうことが伺えます。まさに"観測隊OB"会らしい姿と言いますか、いいですね!そういう会合。 (だんだんDairy News ペギラのノリになってきた・・・。あ、それでいいのか・・・。) (2006.7.12 婦長。情報提供:TABO) |
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当日はあいにくの雨模様で、我々45次のときと同様に隊員室前の大屋根の下でのイベントとなりましたが、当時と同じ情景を目の当たりにして、参加した45次隊員は懐かしさとともに少し寂しささえ感じられたそうです。その気持ち、分かる、分かるよ(by ・・・)。 同イベントに集まったのは、極地研スタッフと48次以外では、菊さん、久光ちゃん、あびちゃん、それと並木さんでした。(写真参照) (2006.7.9 BIC/婦長) |
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一口にドームでの深層掘削と言っても、特に設営に関しては開設段階から非常な苦労があったと洋一さんは語る。 「多くの人の準備に支えられ掘削を開始できた、そしてその掘削そのものは楽しかった。しかし、スタック(固着?)してはいけないという使命に全神経をそそぎ、(これらを、F1レースにたとえて)多くの準備期間を経て、しかも完走しないとダメ。途中でリアイア(ドリルがスタックすること)したら結果が出ずに水の泡となる。」と洋一さん。 「氷床の底部(岩盤)まで、あと数m〜数十mだが、この部分の氷の温度は約-2℃、圧力融解点に近く、氷が軟くて掘削が非常に難しい領域である。」と同講演の締めくくりには、今後の深層掘削の展開について語った。 南極大陸は、岩盤の上に平均2000mほどの厚さの透明なきれいな氷=「氷床」が覆い被さっている。日本の観測隊が掘削を続けているドームふじの氷床の厚さ(深さ)は3000mを超えるものである。 田中さんは、この岩盤と氷床との境界付近の状態がどうであるか、どのような結果になるであろうか、今後の予想展開をクイズ形式で出題された。氷床-岩盤境界域の状況がとても分かりやすく分類されている。皆さんはどう考えるであろうか?
(2006.6.25 婦長 / 写真・ネタ提供 TABO) |
ちなみに、これまで発行された南極関連の切手は、私の調べた限りでは次の通りである。さて、来年発行の切手はどんなデザインであろうか・・・。
(2006.5.15 婦長) |
個人的感覚であるが、どうも2005年は南極ブームとまではいかずとも、南極を取り上げた映画やニュースが多かったような気がする。例えば、映画「皇帝ペンギン」をはじめ数本の映画やDVDが製作され、つい先日には1980年代の大ヒット映画である「南極物語」をディズニーがリメークして公開されている。また、TV番組では先日「タモリ倶楽部」で「電車で行ける南極」と題して極地研が特集として取り上げられた。広報室長・神田啓史教授(45次隊長)や生物系教員・伊村 智助教授(45次越冬)らが南極観測をPRした。 (2006.4.26/5.9差替 婦長) |
47次ドーム隊での深層掘削は岩盤まであと一歩。今年出発する48次隊により岩盤到達を目指すという。掘削部隊頑張れ〜!! (2006.4.18 婦長) |
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今年の「しらせ」といえば、我々45次にとっては約100万年前と推定される「氷床コア」を持ち帰ったことが、我々にも関連することから最大の関心事ではないかと思う。 まだ顔見知りの乗員もいるから、私もできることなら出迎えに行きたかったものである。 (2006.4.18 婦長) |
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来年は三浦さんと岩崎さんが帰国するが、どんなニオイをさせて帰ってくるか楽しみである。それまでのご健闘をお祈りいたします。 (2006.4.18 婦長) |
極地研から提供を受けたパンフレット500枚は全て無くなり、雪上車のペーパークラフトなどは千数百枚は配布した。連日必ず入場者があり、老若男女を問わずなかなかの盛況ぶりであった。 同展を振り返り、「一人でやって大変だったって言ったけど、やらなきゃよかったなんて一度も思わなかったね。そう言う意味では苦労と言う苦労は無い。俺らは実際に南極に行ったから南極病にかかっているけど、それを一般の人に伝えるのは限りなく無理。でも日本の観測隊はこのような地でこのような生活をして、このような環境で任務に就いているって言う事が少しは理解してもらえたんじゃないかと思う。『日本の観測隊も中々ヤルんだぞ!』って。」と増田氏。 準備では数々の苦労をしたようであるが、確かな手応えを感じ大満足の様子。 皆様も一ついかが? (2006.3.27 婦長) |
「宇部市の人々に南極の素晴らしさと南極観測事業について知ってもらいたく写真展を企画した」と増田氏。 開催にあたり氏の居住する宇部市の図書館に相談をもちかけたところ、開催場所として展示室を利用することについて快諾を得た。 また、極地研広報課からも資料提供などの協力を得ることができ、本格的な南極展を開催するに至ったのである。 本サイトではメールインタビューの形式で同展を密着取材したい。結果は終了後にまた公開するかもしれない。 また、同氏によれば「この南極展に合わせてフジテレビでは南極物語を放送、ディズニー版南極物語も同時期に公開される。」とのこと(笑)。 (2006.3.15 婦長)
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来る2006年3月17日に開催される「第14回雪氷サロン(サロン・ド・グラース)」にて、2月9日にドームふじから帰国された本山秀明さんと田中洋一さんが「ドームふじ深層掘削最新レポート」という題目でご講演されます。 この「雪氷サロン」は日本雪氷学会が主催で、参加連絡・問い合わせは雪氷サロン幹事の古川さんまででいいようです。45次の皆さんは古川さんの連絡先が分かるでしょうから、ここでは記載しません。 なお、講演詳細は下記の通りですが、さらに詳しい内容については下記リンク先をごらんください。 日本雪氷学会 第14回雪氷サロンへのリンク(詳細情報・参加申込・問合せ) (2006.3.3 婦長)
日時:2005年3月17日(金)18:30〜20:30 場所:学士会館 307号室 講演内容(抜粋): 日本南極地域観測隊は、過去100万年間の地球環境変動を明らかにするために、南極ドームふじ基地において2003/2004年のシーズンから3シーズンかけて第II期氷床深層掘削を実施し、2006年1月13日に掘削深度3028.52mに達したところで今シーズンの深層掘削を終了した。今回の深層掘削のために、第I期ドームふじ深層掘削計画で開発された深層ドリルにさらに改良を加えたドリルが使用された。ドリルの全長は約12mで、一回のコアの掘削長は3〜4mとなり、他に例を見ない速度で深層掘削が進められた。3028.52mの深さの氷の年代は、100万年前まで遡ることが期待されている。 また、今回の深層掘削では、掘削チームが各シーズンに航空機により南極へ派遣され、前次隊の越冬隊と共同で深層掘削が行われた。 |
45次裏バー情報に入った表情報によると、南極観測50周年にあたる今年の秋以降に「南極観測50周年記念事業委員会」による記念講演会や本の出版を行うらしいね。 10月には、JARE1からの歴代隊員100人が語った証言記録を出版するらしい。また、「南極観測の50年」と題した写真集も出すらしい。 記念講演としては、宗谷が出港した11月8日に、宗谷が保存展示されている「船の科学館(東京都品川区)」で出港記念式典や講演会を開くそうだ。 一方、北海道から沖縄の各OB支部会による講演会も予定され、小中学生を対象にした南極教室なども開くらしい。。 (2006.2.3 婦長)
Yahoo!ニュース(共同通信)http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060128-00000103-kyodo-soci |
読売新聞(YOMIURI ONLINE)には藤井所長のコメントも載ってますが、ほんと「何が出るかな♪」というワクワク感があります。 はたして地球環境の歴史がどうなるであろうか!? などという難しい話題にふると自爆するのでやめときます。 読売新聞(YOMIURI ONLINE) http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20060123i506.htm Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060124-00000025-mai-soci (2006.1.24 婦長) |
2006年1月5日、ヤフーニュースによると、47次隊はドイツ隊と共同で航空調査に入ったらしいです。この調査は初の日独共同作戦で、かつて南半球に存在した「ゴンドワナ大陸」がどのように形成され現在のように分裂されたか、また白瀬氷河の流動メカニズムの解明を目指すべく、行われている。 情報によれば、3日未明、ドイツ側の3人の乗ったドルニエ機がS17に着陸したとのことです。本調査は4日から開始され、昭和基地・リュツォホルム湾沿岸を中心として、南北1000km、東西400kmの範囲を一月かけてくまなく飛行し、氷の下の地形、また地磁気や重力などを測定する予定とのことです。ということは昭和上空にはドルニエが飛行しているという事なのでしょうか。 管制はやはり昭和通信が行っているんでしょうか。 ヤフーニュース(ソース)のURL http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060105-00000160-jij-soci (2006.1.10 婦長。1/11修正) |