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「南極観測50周年記念講演会」開催予定

 南極OB会北海道支部では、来る10月21日土曜日に「南極観測50周年記念講演会」を開催する予定です(道北支部)。道支部幹事のS藤氏を通じて、46次越冬隊で道北支部のO氏から情報をいただきましたので、ご紹介いたします。
 道北支部の所在する「稚内」は、樺太犬でも有名なように古くから南極観測に縁の深い都市です。今回、南極観測50周年を記念して、独自に記念事業を計画されています。このたび、数名の南極OB隊員や極地研究所の全面協力、日本雪氷学会北海道支部の共催を得て、下記の記念講演会を準備されているとのことです。

 第1次南極地域観測隊を乗せた南極観測船「宗谷」が出航してから今年で50年を迎えます。この50年間、日本の南極観測は近代的な観測を継続し、様々な成果を挙げてきました。これらの観測は気球規模での環境変動の解明においても重要な役割も果たしており、未来を予測するうえで南極観測の継続の重要性、意義は更に高まっていくものと思われます。
 私たち南極OBはこの50年を迎える機会に、より多くの方々に南極の素晴らしさ、そして南極観測の重要性を周知するとともに、地球環境への理解を更に深めてもらうことを目的とし講演会を開催するものです。
(実施要綱(案)より抜粋)

主   催南極OB会北海道支部
共   催社団法人 日本雪氷学会 北海道支部
主   管南極OB会道北支部
後   援 稚内市、稚内市教育委員会
大学共同利用研究機関法人 情報・システム研究機構 国立極地研究所
開催日時平成18年10月21日(土)18時より
会   場稚内サンホテル

日   程
1730〜開 場
1800開 会
1815〜【講演1】
「演 題 未 定」
日本雪氷学会会員
   西 村 浩 一  教 授
1845〜 【講演2】
「南極観測の今」
第47次日本南極地域観測隊長
   白 石 和 行  教 授
1945〜質 疑
2000閉 会

講演内容
講演1未定
講演2 「南極観測の今」
50周年を迎える日本の南極観測事業の最前線で、今、行われている研究活動や観測隊の仕事を紹介するとともに、南極大陸の存在が人類に与えている意義を考える。
(実施要綱より抜粋)

講  師
西 村 浩 一  教 授
新潟大学理学部教授。日本雪氷学会会員。
白 石 和 行  教 授
大学共同利用研究機関法人 情報・システム研究機構 国立極地研究所教授。同研究所・南極隕石センター長。
第47次日本南極地域観測隊長。

参加対象者  稚内市民