灯火管制
(とうかかんせい)
【更新時刻】 2007/06/19 15:54:02
【分類】 [行為]
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【関連語】
【意味】
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(1) 戦時中の空襲対策のようであるが、南極ではオーロラ観測のために行う。オーロラ観測に用いる光学観測器は超高精度の感度をもつため、照明などが当たると壊れてしまう。窓から漏れる光や懐中電灯の光さえも嫌うため、オーロラ観測中は基地内が暗闇に包まれる。外を歩く場合は、懐中電灯などを地面に垂直に向けて歩き、オーロラ観測棟の周りでは更に注意を払わなければならない。
オーロラ観測を行う時間になると、基地内一斉放送で灯火管制令が発令される。 [Administrator]
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【一言】
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トウガモ
(とうがも)
【更新時刻】 2009/09/25 13:02:15
【分類】 [行為]
[生物名]
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【関連語】
【意味】
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(1) ナンキョクオオトウゾクカモメのこと。この鳥は、他の水鳥の咥えているエサを奪ってしまうため、盗賊カモメと呼ばれている。略して盗ガモ。夏になるとやってくる鳥で、昭和基地を飛ぶトウガモの姿を見ると、いよいよ帰国が迫ってきたことを実感する。 [Administrator]
(2)
名称であるだけではなく、転じて他の人の物を奪っていく行為を揶揄してそう呼ぶ。ただし、行為を行う者、揶揄する者とも、悪意に満ちた言動ではなく、冗談交じりに行う言動である。 [Administrator]
(3)
英語名はSouth Polar Skua、学名はCatharacta maccormicki。全長53cm、翼開長127cm、体重は2kg程度。下面が灰色のものと暗色のものの二型がある。南極大陸周辺に現れるのは10〜12月で、繁殖を終えると3〜4月には姿を消す。
冬は海洋に出て生活し、亜熱帯から北半球(インド、カリフォルニア、日本)にまで出現するとのこと。
ペンギンの卵や雛、アザラシの胎盤、ユキドリなどを捕食。他、海洋では、魚やナンキョクオキアミを食べる。
11月中旬から12月下旬に直径65〜80mmの卵を2個産卵し、巣らしい巣は作らず、岩場にくぼみを掘って営巣する。
12月末から1月末には、綿ぼうしのようなヒナが孵り、3〜4月には巣立つ。
巣に近づくと低空飛行で威嚇にやってくるが、余程のことがない限りつつかれることはないという。威嚇の際、一番高い所を狙うという習性があるらしい。 [Winters]
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【一言】
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冬期総合訓練
(とうきそうごうくんれん)
【更新時刻】 2007/06/19 16:58:49
【分類】 [イベント]
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【関連語】
【意味】
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(1) 観測隊で初めて全員が集まるイベントである。海上自衛官も若干名含み、1週間の合宿を通して冬山でのキャンプや雪中オリエンテーリングなどのサバイバル訓練などを行う。 [Administrator]
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【一言】
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当直
(とうちょく)
【更新時刻】 2007/06/19 17:09:19
【分類】 [行為]
[生物名]
[その他]
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【関連語】
【意味】
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(1) 基地管理棟や風呂・トイレの清掃、調理補助、ミーティング司会進行などを勤める日直。毎日交代で行う。
朝6時過ぎから、夜はおよそ19時過ぎまで基地運営を維持するための多種多様な仕事がある。定常観測や業務もあるため、非常に忙しい日となる。 [Administrator]
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とっつき岬
(とっつきみさき)
【更新時刻】 2007/06/19 17:12:40
【分類】 [地名]
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【関連語】
【意味】
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(1) 大陸への上陸点になる地点。地学や気象の無人観測器が置かれているほか、大陸で行動するための大型雪上車(SM100、SM50)が置かれている上陸拠点である。 [Administrator]
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【一言】
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ドリフト
(どりふと)
【更新時刻】 2007/06/19 17:14:33
【分類】 [自然]
【参照URL】
【関連語】
【意味】
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(1) 雪の吹き溜まりのこと。南極ではほんの小さな突起などがあっても、たちまち風下側には吹き溜まりができてしまう。この点を考慮して物の配置を決めなければならず、例えば、出入り口付近に物を置くとき、不用意に置いておくと数時間でドアが開かなくなったりする。写真は2階建ての建物と同規模に成長したドリフト。 [Administrator]
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